同日発表された太陽光発電設備を導入する企業向けの新サービス「ソーラーカーポートPPAサービス」により、 成し遂げる 炭素排出ゼロの社会。
完全自給自足型電気カーシェアリングステーションは、太陽光と電気自動車を組み合わせた新たな取り組みです。太陽光発電のみを利用し、独立型ソーラーカーポートと蓄電・制御システムを統合し、電力系統から完全に分離した電気バスステーションとカーシェアリングサービスを組み合わせた世界初の実証事業となります。
広島県産業展示センター駐車場(広島市南区比治山本町12-18)に設置し、約5年間の実証事業を実施します。広島県が用地を提供し、パナソニックがソーラーカーポートの開発・提供を担当します。AZAPAは、オフグリッド蓄電・制御システムおよび可搬型蓄電池システムの開発・提供を担います。
カーポートには日産「リーフ」とマツダ「MX-30 EVモデル」が設置されており、日中はソーラーカーポートからバッテリーへ電力を供給し、夜間はバッテリーから電気自動車へ電力を供給することで、太陽光発電だけで電気自動車を稼働させることができます。
中国電力の社長兼CEOである清水希成氏は、「企業や地方自治体はカーボンニュートラル達成に向けた取り組みを加速させています。私たちは提案キャンペーンに取り組んでおり、この完全に独立した電気自動車シェアリングステーションをそのような活動に加えたいと考えています。」と述べました。 。 「
一方、広島県の湯崎英彦知事(右に「立っている」のが「大」)は、「今回の実証事業が、県民や企業の電気自動車の利活用につながると考えています。また、太陽光発電設備の普及促進や、ガソリンスタンドが閉鎖されている地域、いわゆるホワイトスペースが増えている地域などでも、完全に自給自足できる電気カーシェアリングのステーションが増えれば、こうした地域でもエネルギーを活用できるようになります。また、災害時の電源として、電気自動車を移動させることもできます。今回は、ポータブルバッテリーを搭載しているので、災害時にも活用できます。さまざまな効果が期待できます」と述べた。
実証実験計画は約5年間で、 ソーラーカーポート バッテリー、制御システム、非常用コンセントなどを備え、いつでも発電状況を確認できるデジタルサイネージも設置しています。